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「家ヘボコン」を開催してみた [日常]

テレビで「インフルエンザ流行はじまりました!」と聞いたその日に
みごとにA型を発症した小2の我が子。

熱が下がり元気になっても「出席停止」で子供は家に軟禁状態で
だらだらとゲームをしたりアニメを見たりするのを眺めながら
「あー、時間が無駄だなー。でもこれが子供の頃に憧れた世界だよなー」と
一緒になってぼんやり過ごしていました。(子供の頃の夢がかなった!)

治癒証明もらって「さあ、明日から学校!」と思った日の晩。
また子供が熱出してるよ。検査したらB型発症?
今日から6日間私たちふたたび外出禁止になるのね。

解熱後の2日間をぼんやり過ごすことにも飽きたので
適度に手を動かして数時間だけでも楽しく過ごせる方法は
ないものかと久しぶりに頭を使って考えてみました。

子供とロボット作って「家ヘボコン」をしてみたらどうだろう?
コンセプトがないつまらないロボしかできなくても、病み上がりっていう理由があれば
見どころがなくても許してもらえるんじゃなかろうか?

熱にうなされてる子供に事情を説明すると「やる」というので
値段が安くて子供が好きそうなロボをネットで購入して
みつからないように押し入れに隠しておきました。
熱でうなされてる子供の目をだまくらかすのなんて楽勝です。

ロボを手に入れたら、今度は詳細を決めなければなりません。
子供(しかも病み上がり)のやる気タイムは短いので、
初日にロボ作り、翌日にロボの飾りつけを行ったら
すぐヘボコンを行うことにしました。よし、これならいける。

まず初日。
hebo01.jpg
子供にヘボコンイメージイラストを描かせてみました。
テーマは「壊れたロボット」だそうです。

彼は学校で絵が下手すぎて友達に笑われてしまい
めっきり絵を描かなくなってしまいましたが、
私は君のたどたどしい絵を額に入れて飾りたいくらい
好きなんだよね。友達のこと気にせず描こうぜ!

絵を描いて気分が盛り上がったところで組み立て作業へ。
hebo04.jpg
あまりのパーツの多さにおもわず得意の変顔披露タイム。

hebo05.jpg
ニッパーでパーツを切るのがめんどくさいと思えば
パーツをくるくる回して手でちぎり取る技を編み出す子供。
誰も教えなくても楽する方法を思いつくのが素晴らしい。

hebo03.jpg
歯車パーツを見つけて喜びのポーズ。
あと十数年で君も社会の歯車パーツのひとつになるんだぞ。
忘れんな。

hebo06.jpg
監視にきた猫上司にパーツを載せてからかう下っ端。

hebo02.jpg
何度説明しても、ドライバーを鉛筆のように持つので
ねじ回しがうまくできない。

hebo08.jpg
うまくできないと、集中が切れて布団にダイブ。
このまま10分間ピクリとも動きませんでした。
ヘボコン開催までたどりつけるのか不安になる瞬間。
「完成させないとおやつ抜きだぞ」と声かけて作業再開。

hebo09.jpg
はい、完成!難しい工程は私が担当したので
日が暮れる前に終わりました。

子供のロボと、対戦相手の素の姿を撮影後、
子供が全部壊しそうな勢いで遊び始めたので、
取り上げて押し入れに隠しておきました。

ヘボコン終わったら壊れるまで遊んでいいから
今は我慢してくれよ。

hebo08.jpg
取り上げたらまたふて寝。

さて翌日。
hebo10.jpg
ロボの余ったパーツも活用しつつ、
時間制限を1時間にしてデコレーション開始。

hebo12.jpg
いつもはさせてもらえない「シール貼り」を
キャタピラにほどこす子供。
ここの工程が一番楽しそうでありました。

hebo13.jpg
そしてリボンを巻き付けたり
ロボの下部にパーツをぶっ刺そうとして失敗したり、
キャタピラにひもを貼り付けたりして
「カッコよさ」より「やりたいこと」重視で
デコ作業に集中していました。

子供ロボが完成したところで
hebo14.jpg
私も自分のロボにデコを施しました。

子供の相手をしながら作業すると、
疲れが倍増して作業する気力がなくなり
完成度が下がることがわかりました。
次に家ヘボコンを開催するときには、
数日前にコンセプトを固めておこうと
強く心に刻みつけました。

さて、完成したので即対戦を開始します。
第一試合はキャタピラ号×ねずみ号の対決です。
動画で音声つきなのでご注意ください。

ぶるぶるとしか動けないねずみ号に
人力をフル活用してキャタピラ号をぶつけてくる作戦で
「俺は子供」という立場を利用して勝利を奪い取りました。

第二試合はキャタピラ号×マリオ号の対決。
こちらも音声付きの動画でお楽しみください。

今回も人力を駆使して勝利をもぎ取ろうとしましたが、
なんと途中で動かなくなるトラブル発生!
子供のテンションが下がると面倒なので
この勝負は引き分け。
1勝1引き分けで、今回のヘボコン勝者はキャタピラ号です。

hebo15.jpg
キャタピラ号の勝利に、手作りのメダルで喜びを表しています。
「金色の折り紙があってよかったー」と勝利の一言を残して
今回の「家ヘボコン」は無事に終了です。

看病疲れと病み上がりコンビでゆるく開催したヘボコンですが、
学校に提出する夏休みの宿題用の工作と違い、
好き放題に飾りつけができたのが楽しかったようで、
学校に提出した「すきなおもちゃ」欄にこんな記述を残していました。
hebo16.jpg
ちなみに、「山田1ごう」「山田2ごう」「山田3ごう」というのが、
今回2人でつくったロボ3体の名前だそうです。
なぜ「山田」なのか、理由をきいたけれどよくわかりませんでした。

以上で、「家ヘボコン」のレポートを終わります。












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